熱海鮮魚組合(宇田勝組合長)は22日、熱海市清水町の熱海魚市場で第5回「魚祭り」を開催した。多賀の戸又港で朝獲れた生ワカメ、メカブ、アジ、イワシなど地魚の販売があり、開始前から観光客らが列を作った。地球温暖化の影響でアジの水揚げ量が減少。熱海でも価格が高騰しているが、中サイズのアジが1尾150円で販売された。今回の目玉は熱海沖でとれたアンコウ。すぐに「あんこう鍋」にして食べられるようにぶつ切りにしたパックも並び、伝統の青い法被を着た組合員たちが、威勢のいい掛け声とともに販売した。
好評の浜焼きコーナーでは「三陸フェア」と銘打ち、カラカキ、ホッキ貝、ヤリイカ、タラの塩こうじ、ホッケの干物がセットになったプレートを販売。熱海ブランド認定商品・山田屋の「大漁!えび娘」(由比産桜エビを使った揚げかまぼこ)の試食会や貝殻でストラップ作り体験のコーナーもあり、多くの市民や観光客が訪れた。今回の売り上げの一部は陸前高田市の復興支援に寄付される。次回は4月26日に開催する。
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