自衛隊入隊や防衛大学校へ入校する熱海市在住の高校新卒者3人の激励会が17日、市役所で開かれた。斉藤栄市長、佐藤一郎自衛隊静岡地方協力本部長、村山憲三、川口健市議、自衛隊協力会、家族らが見守る中、3人は国と国民を守ることへの誓いを新たにした。
全国で40名しか採用しない総合選抜試験を突破して防衛大学校に入学する山田平八郎君は「家族、友人、先生はもとより、様々な人に支えられて防衛大学校に合格することが出来た。入校後は国民の皆様の命を預かるという自衛官の自覚を持ち、自分が鍛えられるのではなく、支えられるよう何事にも努めてまいります」と誓いの言葉を述べた。
斉藤市長は東日本大震災や熱海市からほど近い伊豆大島の土砂災害などでの災害救援活動で、自衛隊が国民の大きな支えになったとし、「市民、観光客にとって安心感、心のよりどころとなる自衛隊に熱海の若い皆さんが入隊されのは市にとって大きなプラス、市長にとっても誇りです」と激励した。
山田君の父・五郎さんは東京五輪で金メダルが期待される体操の白井健三選手が在学する神奈川県立岸根高校の校長で、昨夏の来宮神社例大祭や節分祭で役員を務めた旭町2丁目の重鎮。父子ともに柔道で活躍。激励会ではたくましく成長したわが子に相好を崩していた。
平成27年自衛隊入隊予定者=4月1日
◇山田平八郎(清水町)日大藤沢高→防衛大学校(横須賀市)
◇永屋佑樹(銀座町)沼津工業高校→陸上自衛隊新隊員教育隊一般曹候補生(横須賀市)
◇柚原幸一(紅葉ヶ丘町)伊東高校→陸上自衛隊新隊員教育隊自衛官候補生(御殿場市)
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