【防災】伊豆東部火山群の避難計画案、熱海市に受け入れ要請

伊豆東部火山群について静岡県、伊東市、熱海市などでつくる「伊豆東部火山群防災協議会」(会長佃弘己伊東市長)は噴火警戒レベルが避難が必要な段階に引き上げられた場合、火口から2キロ以内に住むおよそ4万人の住民を避難させる計画案をまとめた。
計画案では、伊豆半島東部の陸地と伊豆大島間の海域で火山噴火警戒レベルが避難が必要な「レベル5」に引き上げられた場合、火口から2キロ以内の地区の住民に避難を求めるとしている。年間250万人に上る伊東市の宿泊客は、噴火の予兆をとらえた段階で避難が可能だとして、その対象に含まれていない。
避難者の数によっては、隣接する熱海市にも受け入れを要請するとしている。
伊豆東部火山群でこうした避難計画案が作られたのは今回が初めて。伊東市の沿岸部から沖合に広がる伊豆東部火山群は、1989年(平成元年)に海底噴火し、その後も、頻繁に群発地震を繰り返している。

<伊豆東部火山群>伊豆半島東部の陸地と、伊豆大島間の海域に密集する火山の総称。過去3万7000年で18回噴火し、噴火の前兆となる群発地震は1978年以降で49回発生。89年に群発地震後に伊東市沖で有史初の海底噴火を起こした。気象庁は2011年3月から噴火警戒レベルの運用をはじめ、24時間体制で監視。群発地震から噴火に至るケースは3%(推定)。大室山も4000年前の噴火で形成された。

 

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