「熱海ローズフェスティバル2016」を開幕中のアカオハーブ&ローズガーデン(赤尾宣長社長)は、4月1日まで熱海市民を無料招待している。5月上旬の温かさとなった29日、市民の一人として訪れると、昨年、リヨン(フランス)で開かれた第17回世界バラ会議で、優秀庭園賞を受賞したガーデンを観ようと観光客とともに多くの市民でにぎわっていた。バラは4月下旬から咲き始め、5月中旬から6月中旬にかけてベストシーズンを迎え、まだちょっと早いが、現在、園内では10万株のチューリップをはじめ、菜の花、スイセン、ヒヤシンス、ストック、ビオラ、ハナモモ、ノースポール、デージー、アーマンディなどの春花が競うように見ごろを迎えており、桜とは違うお花見を楽しめる。世界最大の盆栽「鳳凰の松」がある日本庭園「天翔」や錦ヶ浦を借景とした雄大な景観、イチゴやバラ、チェリーのアイスクリームなどいずれも世界水準。足を運ぶ価値は十分にある。
ローズフェスティバルは3月26日7月15日までのロングラン。
問い合わせは0557-82-1221へ
◆アカオハーブ&ローズガーデン 1988年に「曽我森林自然公園」として開園。当初はハーブが中心だったが、その後イングリッシュローズやオールドローズなどが植栽され、現在は25万坪の敷地に12ガーデンが設けられ、約600種4000株のバラが四季を通じて楽しめる。入園するとまず園内バスで一番上まで移動し、降車した後は各ガーデンを散策しながら下る。
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