三重県警と警視庁が3人救助、うち1人の死亡確認、死者は計4人に

熱海市伊豆山で甚大な被害を出した土石流災害から3日目の7月5日、この日も自衛隊や警察、消防、海上保安庁など約1000人態勢での救出活動を行い、3人(男性1人、女性1人、性別不明1人)を救助した。このうち1人の死亡が確認された。
午後1時ごろ、三重県警が東海道新幹線の線路の西の山側で性別のわからない1人を心肺停止の状態で見つけたが、午後1時半ごろ、現地の医師により死亡が確認された。これで土石流に関連する死者は計4人となった。
午前11時30分ごろは、警視庁が男性1人、女性1人を救助し、避難所に収容した。目立ったけがなどはないという。
生死を分けるタイムリミットとされる「72時間」を6日午前10時半に迎える中、被害家屋の住民のうち、連絡がつかない人が64人いる。6日は捜索の人員を1•5倍に増強し、1500人を超える態勢で人命救助に当たる。
(熱海ネット新聞)

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. 2023-8-23

    熱海海上花火大会に1万2千人、手荷物預かり場に長い列

    熱海海上花火大会の夏季シリーズ第5弾が8月22日夜、熱海湾であり、1万2千人(主催者発表)が…
  2. 2023-8-21

    被災地を照らす大輪の花火 伊豆山港で海上花火大会

    熱海市の伊豆山港で8月20日、伊豆山温泉海上花火大会が開催された。午後8時20分から35分ま…
  3. 2023-8-17

    お盆の夜焦がす網代温泉海上花火大会 去り行く夏惜しむ

    熱海市の網代湾で8月16日午後8時30分から、網代温泉海上花火大会(同温泉観光協会主催)が開…
  4. 2023-8-17

    熱海市で「百八体流灯祭•送り火」長浜海岸に110基のかがり火

    熱海市のお盆の伝統行事「百八体流灯祭」(多賀観光協会主催)が8月16日夜、多賀地区の長浜海岸…
ページ上部へ戻る