熱海市水口町の熱海成田山に、熱海市の日本画家・坂本武典さん(43)制作の天井画が奉納されることになり、8月1日から起雲閣で記念企画展「坂本武典日本画展〜月への想い」が開かれている。
8月4日、企画展示室で記念式典があり、奉納法楽で熱海成田山主管・成田山川越別院主監の石井照典大僧正と森谷正祐僧正がお経を読み上げ、齋藤栄市長、細野豪志衆院議員、榛葉賀津也参院議員、勝俣孝明衆院議員秘書、藤曲敬宏県議、勝又紳一朗熱海署長、市議、同寺役員、熱海JCのOB、熱海成田山・武典の会幹部など約50人が参列し、手を合わせた。
天井画は90センチ四方の桐板に群青、金箔、プラチナ箔などをちりばめ、宇宙を表現している。
坂本さんは、4年前に体調を崩し、一時は廃業も考えるほどだったが、御本尊に不動明王をまつる熱海成田山を参拝し、「体調を取り戻すことができた。月輪をテーマに新しく生まれ変わった自分の気持ちを込めて天井画を制作し、奉納させていただくことになりました」と述べた。
展示室では、この熱海成田山開創85周年の記念画として11月に奉納する天井画25面のうちの3点のほか、「月への思い」と題した坂本さん制作の屏風、絵画など約20点を展示している。9月30日まで開催(水曜日休館)。時間は午前9時から午後5時。
(熱海ネット新聞)
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