民主、維新両党が合流した民進党は4月1日、熱海市・清水町バス停前で街頭演説会を開き、今夏の参院選静岡選挙区(改選数2)に同党からの立候補が内定している新人のフリーアナウンサー平山佐知子氏(45)が街頭に立った。
女子アナらしく、澄んだ通る声で「熱海は若い人がどんどんいらして活気づいているが、格差も拡大している。私自身、正社員を経てNHKのアナウンサーとして16年間、県内各地を訪ね、さまざまの事柄を取材してきた。しかし、非正規社員だったため、退職金はゼロ。年金も65歳からで6万5000円です。この経験を生かし、格差のない社会を創っていく必要がある。みなさまの声に耳を傾け、声を力に私なりの声を発信していく。女性目線で年金、平和、高齢化問題に取り組みます」と“新党”をアピールした。
演説には旧民主党に所属していた小森高正、和田翔平市議、橋本一実前県議が応援に駆け付けた。
平山氏は静岡出身で、愛知県の日本福祉短大を卒業後、河合楽器製作所(浜松市)に入社。1999年からNHK静岡放送局の契約キャスターとして夕方のニュース番組などを担当し、13年からフリー。昨年6月には「熱海警察署一日安心安全アンバサダー(親善大使)」を務めた。
同選挙区には、自民党の現職岩井茂樹氏、共産党の新人鈴木千佳氏、幸福実現党の新人江頭俊満氏が立候補を表明している。
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