28日の熱海市議会6月定例会本会議で、31日に退任する田辺国治副市長が、退任あいさつに立った。
同副市長は「在任期間中、まず観光まちづくりとシティプロモーションに取り組みました。市民、産業、行政の3つの力を結集してメディア広報や観光ブランドプロモーションを進めた結果、熱海のイメージは向上し、平成26年の宿泊客数が294万人となり、法人市民税や入湯税を増加させることができた。これは市民が主役となり、オール熱海で一丸となって取り組むことができたからこその結果であり、職員の人材育成にも力を入れ、政策提言の環境や仕組みづくりにも注力できた」と総括。「他方で少子高齢化、人口減少が続く中、子育て支援、教育環境整備、熱海高校の魅力向上、高齢者の外出支援、検診受診率の向上や健康作り、市民の集う場所の建設と運営など、住まうまち熱海づくりのための重要政策につてはまだまだ道半ば」とし、後任の森本氏にバトンを託した。
最後は「私にとって熱海市は第二の古里でありました」と目を潤ませ、「副市長の職を離れましても微力ではございますが、何らかの形で今後とも熱海市の発展のためにかかわって参りたいと思います。4年間大変ありがとうございました」と目を潤ませた。
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