熱海市の小形タクシーは11月25日、電気自動車(EV)のタクシー1台を試験導入して運行を始め、JR熱海駅前広場で出発式を行った。EVやプラグインハイブリッド車(PHV)の利用促進により、環境にやさしい観光地を目指す静岡県の「伊豆半島エコリゾート推進事業」の一環で、モデル事業として来年3月27日まで運行する。
日産リーフを使い、リース代金を県が負担し、小形タクシーはEVタクシーの利点や課題を報告する。県は県タクシー協会を通じてEVを導入する事業者を募り、小形タクシーと天城タクシーと(伊豆市)が応じた。
出発式には緒方哲郎同タクシー社長、土屋優行副知事、斉藤栄市長、内田進熱海商議所会頭ら20人がテープカットし、熱海芸妓衆が花を添えた。車体には熱海の象徴的な花「梅」のイラストが大きく配されている。最初の客として富士宮市から訪れた木村忠行さん夫妻を乗せて、熱海市内の観光地を巡った。
問い合わせは、小形タクシー☎0557(82)5444へ。
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