【市政】 採択基準の曖昧さを一掃 熱海市が奨学金貸付制度を見直し

熱海市は25日の市議会総務福祉委員会で奨学金貸付制度を見直し、採択基準を明確化する方針を明らかにした。申請資格が「経済的理由により就学が困難な者」と採択基準が明確でなく、平成26年度は30人が申請し、10人が不採用になった。市民から「判断基準が曖昧」という意見があり、所得は父母の世帯所得の合算が300万円以下(扶養こども1人の場合)、成績は「大学進学原則3・3以上、高校進学原則3・0(ともに5段階評価)などと明確にした。家族の中に要介護者がいたり、親が失業中などという家庭の事情も考慮するという。
◆奨学金 大学進学の場合、入学一時金50万円以内、月額4万4千円以内を貸与。

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