3月末で閉校した熱海市立小嵐中に45年間展示されていた「貫一」と「お宮」のこけし人形が18日、起雲閣に贈呈され、尾崎紅葉にゆかり深い「紅葉の間」に展示した。
このこけしは、現在の2代目お宮の松誕生後の1968年に市制30周年を記念し、初代のオリジナル松を使って神奈川県の「碧牛洞」が制作したもので、そのうち11対が熱海市内の小中学校に贈られた。高さは貫一が42センチ、お宮が40センチ。
紅葉の小説「金色夜叉(やしゃ)」に登場する男女を模しており、現存するのは13対。
三田光行教育長が起雲閣を訪れ、中島美江館長に説明板とともに手渡した。
(熱海ネット新聞)
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