台風26号で被災した伊豆大島(東京都大島町)での救援活動に参加していた熱海消防本部の職員5人が5日、市長応接間で斎藤栄市長に帰庁報告を行った。5人は静岡県緊急消防援助隊第6次派遣隊として静岡市消防本部の職員8人とともに被害の大きかった元町神達地区で行方不明者を10月30日、31日に捜索した。
「道を一本隔てると状況が一変していた。2人を捜索して欲しいとの命令があり捜索したが、あと1、2日残って家族のもとに帰してあげたかった」との中村隊長が話すと、市長は「大島の台風被災は他人事ではない。今回の体験を他の隊員にも伝えてほしい」とねぎらった。
◆第6次派遣隊 隊長・中村治貴、副隊長・港義和、隊員・鈴木悠祐、西島俊、山田拓弥
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