【芸術】光琳二大国宝展、来場10万人達成 

MOA美術館で3月3日まで開かれている特別展「光琳アート 光琳と現代美術」の入場者が2日、10万人を達成した。10万人目になったのは、徳島県美馬市の多田かずみさん(51)。インターネットで「燕子花図屏風」と「紅白梅図屏風」の二大国宝同時公開を知り、この展示会のために親子で訪れたという。主催するMOA美術館常務理事の斎藤泰彦常務理事から紅白梅図の40分の1レプリカや図録などが贈られた。
同展は江戸時代の代表的な画家尾形光琳(1658〜1716年)の300年忌を記念した特別展で光琳が残した国宝の金屏風(びょうぶ)2点が56年ぶりに同時展示されている。MOAが所蔵する「紅白梅図屏風」と根津美術館(東京・南青山)所蔵の「燕子花図屏風」。両作品がそろうのは天皇、皇后両陛下のご結婚を記念した昭和34年4月の根津美術館での「琳派秀作展」以来。同展は2月4日から開催、21日に5万人を超え、それから9日で10万人を突破。1日には1万930人が入館した。4月18日〜5月17日には根津美術館に会場を移し、展覧会を開く。(写真=MOA美術館)

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