熱海のまちづくりを手掛ける株式会社machimori(市来広一郎代表取締役)は今月18日、市内熱海町に「ゲストハウス マルヤ」をプレオープンした。10年間利用されていなかった空き店舗をリノベーション(改修)したもので「現代版家守(やもり)」として、観光客と市民の交流拠点を目指す。素泊まりする形を基本とし、宿泊価格を格安にしたほか、個室も用意されている。情報交換、交流、飲食などができる共有スペース「シェアラウンジ」には、最大30人が利用できるソファ、椅子、テーブルを用意。パソコン環境も整っている。調理器具、食器類などが自由に使えて自炊可能なキッチンも備えた。
同ゲストハウスの開業資金はクラウドファンディングで募集、開始後1週間経たないうちに目標額100万円を突破し、179万円余りが集まった。この資金をベースに熱海市をはじめ、首都圏などから賛同者が駆け付け、手弁当で多くの部分を造り上げた。正式オープンは11月11日を予定している。
◆宿泊部屋 全21室で最大収容人数は30人。1人用シングルが14室、2人用ツインが5室、3人まで利用できるロフトルームが2室。トイレ、シャワーは共用。
◆料金 通常1泊素泊まりでシングル3888円、ツイン7776円、ロフト1万800円。事前に「アタミスタパスポート」(年間5千円)を購入すれば、シングル3240円。すべて税込料金。土日で変動あり。
◆問い合わせ ゲストハウス・マルヤ〈電0557(82)0389〉へ
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