【ゴルフ】ハーフ30、渡辺彩香が選手権新記録 ツアー最長コースで本領発揮

◇日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯第2日(11日・長崎パサージュ琴海アイランドGC=6735ヤード、パー72)
初日4オーバー60位と出遅れた渡辺彩香(21)=ユピテル=が、国内女子ツアー最長を誇る難コースでフロントナインを30で回り、9ホールの選手権最少スコア記録を更新した。1番ロングをイーグルでスタートするや2、6番ミドル、8番ショート、9番ロングでバーディを奪い、30でターン。後半は2バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの37のラウンドだったが、通産1アンダー、首位に5打差の14位まで順位を上げた。

2位で出た吉田弓美子が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算6アンダーで単独首位。スコアを5つ伸ばした2永峰咲希、原江里菜、テレサ・ルー、酒井美紀が2打差の2位。初日首位の服部真夕は3アンダーの6位に後退した。3週連続優勝を目指すイ・ボミ(韓国)は、イーブンパーの19位。前年覇者の鈴木愛は10オーバーの86位で予選落ちした。

◆渡辺彩香の話 (ハーフ30で記録更新に)名前を残せたのは嬉しいです。16番のダブルボギーがなければ今日は完璧だったと思います。明日以降も、優勝目指してやりたいと思います。昨日、今日はショットが良くてチャンスも多かったので、明日もう一日良いゴルフをして最終日に繋げたいと思います。

◆大会新記録 渡辺彩香が前半のアウトで、ホールバイホールの記録が残る1990年以降では9ホールの大会最少ストロークとなる30をマーク。これまでは31が最少。2012年大会(滋賀・タラオCC)の金田久美子(第3Rイン)、有村智恵(第2Rアウト)ら18人(20度)が記録。ツアー記録は11年「スタンレーレディス」第3Rアウトの諸見里しのぶで27。

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