熱海市中央町の橋本一実氏の選挙事務所では午後10時15分ごろ、藤曲氏の当選確実の情報が流れると、開票を見守っていたおよそ80人の支援者からため息が漏れた。
まもなく橋本氏が事務所に現れ、支援者や応援してくれた民主党市議に「力不足で申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げた。二人三脚で選挙戦を戦った斉藤栄市長夫妻も駆け付け、支援者やスタッフの労をねぎらった。
橋本氏は「民主党への厳しい風が吹いていたことは選挙戦をやっていて感じた。そのことより、早い時期から橋本は大丈夫、という声があり、これがやまなかったことのほうが大きかった。必死さが足りなかった。選挙をしていなかったことも響いた。しかし、今度の県議選でいろんな地域の皆様の声を聞くことができた。これを今後の糧にしたい」と話した。
◇松尾光貴選対委員長の話 大変厳しい選挙になるのは分かっていたが、最低でも53%と想定していた投票率が予想以上に低かった(49・26%)。天候に左右された面もあるが、市民の政治への無関心もある。もう少し、政策に目を向けてほしかった。
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