静岡県河津町で開催する「河津桜まつり」の実行委員会は1月18日、町役場で会合を開き、2月10日から予定していた今年の開催を中止することを決めた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う11都府県への緊急事態宣言再発令を踏まえた対応で、約30年前に始まって以来、中止は初めて。近年は毎年90万人ほどが来場していた。
①河津桜まつりの会場が熱海梅園・梅まつりのように入り口が1カ所ではなく、入場制限が難しいこと②会場が町の中心地である住宅街にあること③観光客がコロナの感染者が増えている東の玄関の熱海市、伊東市、北の玄関の沼津市、三島市を通って入ってくることーなどが中止の主な理由。
一方で実行委は、開催した場合と同様、河津川沿いの桜並木周辺は通行止めとせず、来訪した人への検温や、川沿いの遊歩道で一方通行規制を実施し、感染拡大防止に努めるとしている。
例年、首都圏から同まつりに訪れる行楽客の多くが、行き帰りに熱海市の長浜海浜公園に立ち寄り、休憩や買い物をしており、影響が懸念される。
(熱海ネット新聞)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。