【編集室】熱海峠で自転車レース開催へ 五輪招致デモ

伊豆スカイラインを使った自転車レースが、熱海市などの沿線5自治体などの共催で計画されていることが分かった。レース名は「伊豆スカイランド」(仮称)。熱海市、伊東市、函南町、伊豆市、伊豆の国とJTB中部、中日本高速道路などが主催し、11月15日の開催を予定している。

東京・有明に自転車競技場の建設を予定していた2020年東京五輪組織委員会は今年2月、整備に78億円かかるとし、既存の「伊豆ベロドローム」(伊豆市)に変更する案を提示していたが、6月8日の国際オリンピック委員会(IOC)理事会で見送りとなった。

自転車競技は、トラック種目とバイシクルモトクロス(BMX)、マウンテンバイク(MTB)の3種目からなる。国際自転車連合(UCI)が派手なアクションとテレビ向きで視聴率がとれ、集客も見込まれるBMXとMTBの東京開催を強く希望していることから、組織委員会は引き続き話し合いをつづけ、「最低でもトラック種目」のベロドローム開催を目指す。熱海峠での自転車レースはそのデモンストレーションの意味合いも持つ。

◆レース Aコース(約100キロ)とBコース(約50キロ)の2部門で開催。それぞれ1500人、500人が定員。プロアマともに参加できる。
◆五輪会場 東京五輪会場で承認されていなかった10競技のうち、セーリング、レスリング、水球、バトミントン、トライアスロン、7人制ラグビー、フェンシング、テコンドーの8会場は新たに承認。残る2つは自転車とサッカー。

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