来宮神社の新穀感謝祭・新嘗祭(にいなめさい)が11月23日、本殿で斎行された。神社総代や祭典委員、本年度責任当番町・中央渚町(芥川暉祭典委員長)、来年度責任当番町・咲見町(岸秀明祭典委員長)関係者、本年度および次年度の御鳳輦(ごほうれん)奉仕者ら約50人が参列。地元で収穫された新米や野菜などを神前に供えた後、雨宮盛克宮司が祝詞を奏上し、みこが今年収穫した稲穂を手に神楽「豊栄の舞」(とよさかのまい)を奉納し、自然の恵みに感謝した。
新嘗祭は、豊作、豊漁を祝って毎年11月23日に開催される神事。来宮神社でも毎年執り行われている。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
🔸新嘗祭(にいなめさい) 天皇が新穀を神に備え、自らも食して収穫を感謝する儀式。「新」は新穀「嘗」はご馳走を意味する。始まりは飛鳥時代と言われ、毎年11月23日に全国の神社で行われる。五穀の豊穣を祈願する2月17日の祈年祭と相対する関係にある。
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