「電子図書館」スタート 小説や郷土資料、無償貸し出し/熱海市立図書館

熱海市立図書館は12月からインターネットを通じた電子図書の無料貸し出しサービスを始めた。小説や一般書、絵本、旅行ガイドブックなど電子書籍899冊と市関連の郷土資料344点。図書館に直接行く必要がなく、いつでもパソコンやスマホ、タブレットで読むことができ、評判を呼んでいる。15日、同図書館で電子書籍の利用説明会があり、話を聞いてきた。

利用できるのは、熱海市立図書館の「利用者カード」の所有者(熱海市民と市内に通勤・通学人および市内に別荘等を所有している人とその家族)。公共施設の相互利用提携を結んでいる神奈川県湯河原町、図書の相互利用を行なっている伊東市、沼津市、函南町の図書館利用者カードの所有者もOK。
熱海市立図書館の受付でこれらの「利用者カード」を示し、パスワードを登録すれば終了。筆者は既に熱海市立図書館の「利用者カード」を持っていたため、手続きは1分少々で完了した。
あとは熱海市立図書館のホームページから「電子図書館」をクリック。利用者番号とパスワードを打ち込んで検索し、読みたい本を予約する。既に予約が入っていなければ、1人3点(14日間)まで利用できる。電子図書館なのでダウンロードはできない。途中で切っても次回ログインすれば、また同じところから見ることができる。書籍数は今後、拡充していくという。
電子図書の貸し出しは、米国では普及しているが、国内では運営費用や図書のデジタル化の遅れといった事情から広まっていない。熱海市は予定していた図書館の新設が2020年以降に延期したことなどから、市民の導入要望にいち早く応えた。静岡県内では磐田、浜松市に続き3番目。県東部では初めて。思っていた以上に簡単でとっても便利ー。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■OPAC(蔵書検索システム) 熱海市立図書館では、所蔵する図書、雑誌、新聞、AV資料の情報が検索できる。電子図書は、自身が読んだ本のタイトルが示され、シールで印刷してくれる。読者手帳に貼り付ければ、同じ本を借りてしまうロスも防げる。
■メンテナンス 12月16日午後9時〜17日午前9時まで電子図書は利用できない。


山田真士熱海市立図書館館長


図書館流通センターの市川泉さん(右)と東京コンピュータサービスの相川彩香さん


鈴木秀明熱海市立図書館管理室長

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