相手の顔が見えない選挙戦 隙見せず、ガンバロー/ 藤曲後援会が決起集会


3月29日告示、4月7日投開票の県議選に立候補を表明している現職の藤曲敬宏県議(自民、52)の後援会(原規公会長)は3月10日夜、熱海市のホテル大野屋で決起集会を開いた。
会場には雨にもかかわらず、220人の支援者が駆けつけ、熱気にに包まれた。原規公後援会長の開会のあいさつに続いて内田進自民党熱海支部長(熱海商議所会頭)、齊藤栄市長、小野達也伊東市長、勝俣孝明衆院議員、岩井茂樹参院議員が次々に登壇し、藤曲氏を激励した。
来賓と川口健市議会議長をはじめ、市議9人がステージに上がり、松本晃後援会長代行によるガンバロー三唱で締めくくり、士気を高めた。

この日午前に後援会事務所の開所式を無事終えたことを報告した原会長は、「4年前、県議選に挑戦した際は、現職に向かいということで大変な選挙戦となったが、勝ち抜くことができた。今回は逆に受けてたつ立場。しかし、いまだ相手の顔が見えない選挙戦。勝負ごとは隙を見せてはいけない、と言われる。4月7日までの投票日までさらなる応援を頂き、藤曲敬宏を再度県政へ送っていただきたい」と、支援を訴えた。

藤曲氏は「4年前、自民党は国と県と市を結ぶパイプ役。1人区の熱海には自民党議員が必要で、いなければ熱海が良くならないと訴えた」と振り返り、「議員は結果を問われる。このパイプを生かし、昨年7月末に熱海を襲った台風12号の高波被害では、市と勝俣衆院議員、岩井参院議員と合同で国交省に牧野京夫副大臣を訪問。国に災害認定事業の要望をし、熱海港や初島港をはじめ、市内各地区、宿泊施設の復旧につなげることができた。県に対しても長年の熱海の宿題だった三島市、函南町とともに給水を受けている県水(県営駿豆水道)問題を4年かけて県との人間関係を構築。費用負担の軽減や、500億円かかる施設更新の2032年度より前に撤退を含めた話し合いに応じてもらうところまで漕ぎ着けた」などと総括。

最後は会場を見渡し、4年前の県議選では、相手候補の名前を挙げ、「この人とやらなくてはダメなんです」と言っていた市長がこの日の決起集会に駆けつけてくれたことに感謝。「藤曲と組んでよかった、とご理解いただけたのだと思う。2期目は観光振興、健康促進、防災、福祉、少子化対策などビジョンははっきりしている。市県国の自民党の太いパイプを生かして、これまで以上に熱海のためにしっかりやっていく」と決意を表明した。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■後援会事務所 熱海市昭和町5ー2 (起雲閣の横、旧江間書店)

■内田進自民党熱海支部長「熱海の水道代の全部の売り上げの半分は県に持っていかれる。商工会議所も十何年、この問題に取り組んでいるが、一向にらちがあかない。その水道問題に藤曲さんは先の県会の質問で撤退を含めて県に迫った。いつも穏やかで怒らない性格だが、この問題では負担を軽減しようと感情をあらわにしている。2期目はこの一点だけでも価値がある」

■齊藤栄市長「昨年の台風12号では、湯河原町の救急車が波にさらわれそうになり、国土省も深刻に捉え、伊豆湘南道路を前向きに捉えるようになった。建設を目指す伊豆湘南道路建設促進期成同盟会の会長として毎年要望に行っているが、今年は初めて静岡県と神奈川県の道路局幹部が同席し、大きな後押しとなった。国に対する要望は県の力が不可欠で、そこにはいつも藤曲さんの存在がある。熱海市民にとって、静岡県というのは遠い存在だったが、距離が縮まった」

■小野達也伊東市長「私はかつて県議、藤曲さんの同僚だった。そんな縁もあり、今回、熱海市と伊東市がQRコードを使ったスタンプラリーをすることになった。小さなことだが、両市が一緒に事業をやるのはこれが初めて。私も伊東市の職員も熱海が良くなれば、伊豆半島が必ず良くなると考えている。2期目になれば、常任委員長ポストが回ってくる。藤曲さんの活躍で熱海にはもっともっと良くなってほしい」

■勝俣孝明衆院議員「JR東日本のICカード「Suica」(スイカ)とJR東海ICカード「TOICA」(トイカ)の互換を東京オリンピック・パラリンピックまでにやりたい。いま私は有名な二階派の所属なので、熱海、伊東の両市長と藤曲県議がいるところで、二階先生(自民党幹事長)にJR東海がこの問題で会ってくれない、と相談した。その場で社長室に電話してくれ、次の日に会長と社長が私の部屋まで謝りに来た。JR東日本とJR東海の役員と私たちでテーブルにつくことになり、オリンピックまでに何とかしようと話は進んでいる。県議団の議連の中心で動いているのが、藤曲さん。2期目の仕事は重いが、藤曲さんなら熱海の発展に必ず尽力してくれる」

■岩井茂樹参院議員「参議院議員という立場で、静岡全県下の統一地方選を回っている。隣の伊東市をはじめ、厳しい戦いをやっているところがたくさんある。選挙がないと思っていても、野党が急に立候補者を出したのは、例えば磐田市、東部で言えば御殿場。いつ何があるか、わからないのが政治であり、選挙。油断しないで、最後の最後までふたを開けるまでわからないと思って、藤曲さんへのご支援を継続的に強くお願いしたい」


市議団を代表して挨拶する稲村千尋自民党熱海支部幹事長

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