赤尾光一後援会、決起集会 若い支援者で熱気 2期目へ本格始動




熱海市議選(4月14日告示、21日投開票)に出馬を予定している現職・赤尾光一氏(自民、44)の後援会は3月16日夜、起雲閣で決起集会を開いた。
藤間崇史氏(秀花園湯の花膳常務)の司会で味まり、鈴木恵次後援会長が「今回の選挙は相当厳しい選挙。有権者の数は決まっており、一人ひとりが新たな1票を掘り起こせば2票の効果がある。私も全力を尽くす」と支援の拡大を訴えた。
続いて原規公東部地区町内会長連合会長と藤曲敬宏新県議が来賓のあいさつを行い、親族を代表して赤尾宣長氏(ホテルニューアカオ社長)、友人を代表して下村淳一氏が登壇して激励した。

赤尾氏は、準備していた100席が支援者で埋まり、急きょ増席した会場を見回して「泣きそうになるくらい感動している」と目を潤ませ、「昨年9月の補選で(対抗馬が)誰も出てこなかったのは、このように多くの支援者がいたからだと思う」と感謝の言葉を述べた。
これから取り組む4年間の政策として「市民が住みやすい、暮らしやすいまちづくり」「観光推進」「安心安全のまちづくり」の3つの柱を掲げ、最初に取り組む課題に「公道の整備と電柱の地下化」を挙げた。
「高齢化率が47%となり、熱海市の人口の約半分が65歳以上。観光客も訪れる。歩道の整備は他市に比べて遅れており、歩きたくなるような道路に整備する。大変お金がかかるが、国が推進する電柱の地下化にも取り組む。起雲閣の前の道路がそうであるように、電柱がなくなることで景観がよくなる。電柱が倒れたり、電線が切れたりしなければ、防災にもつながる。議員をやっている限り、この問題を行政に訴え続けていく」と決意を述べた。
武山陽司氏によるガンバロー三唱で締めくくり、士気を高めた。
(熱海ネット新聞・松本洋二)


鈴木恵次後援会長


■原規公東部地区町内会長連合会会長 「9月の補選は無投票、自分の政策を訴える機会が少なかった。その意味では今回が初めての選挙。彼は若い割りに話がうまい。これは勉強してできるものではない、天性の才能だ。会場を見渡すと、若い方が大勢いらしている。若くて行動力がある赤尾さんを若い世代の代表として議会へ送り出していただきたい」


■藤曲敬宏県議「今回の選挙が難しいのは、同じ町内にもう一人候補者がいて、それも敵対する関係ではなく、同じ会派ということ。12年前の私も同じ経験をしており、気持ちがよくわかる。町内の人たちも同じように応援したいと思っており、地元にべったりお願いとはいかない。しかし、赤尾君は熱海駅前だけのために出ているのではなく、熱海全体のことを考えて出馬する。それが分かるから、多くの若い世代の人たちが、自分たちの代表として市政に送り出したいと応援している。こんなに若い選対は、他にない。子育て世代の代表として市政で活躍していただきたい」


■赤尾宣長社長「ホテルニューアカオも駅前の赤尾が原点。光一さんとは父同士がいとこの関係です。今新しい社員を迎え、研修をしているが、熱海に憧れがあって、みなさん仕事をすることを楽しみにしている。こういったことも光一さんたち商議所の若いメンバーの活動によって熱海ブランドを回復させたからだと思う。光一さんには次の期も当選していただきたい」


■下村淳一氏「光一君とは35年前、熱海中のバスケット部以来の付き合い。彼は体は小さかったが、俊敏さとテクニックがあり、ゲームメーカー。熱くなってファールを犯す主将の僕とは違い、常に冷静で全体を見ることができる選手だった。しかし、政治家としてはまだ知名度が足りず、もっと名前を知ってもらうためには皆様の力が必要。お力添えいただきたい」

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