熱海市のアカオ・ハーブ&ローズガーデンで、チューリップが見頃を迎え、観光客や市民でにぎわっている。今年は大型観光企画「静岡デスティネーションキャンペーン(DC)」(4月1日から6月30日)の一環で「熱海ローズフェスティバル2019」を開催。4月8日~26日の平日(月曜~金曜)に市民無料招待デーを設けている。入園時に運転免許証や保険証など、熱海市民であることがわかるものを提示すれば、無料で入園できる。相模灘を望める丘陵地の66ヘクタール、東京ドーム13個分の同ガーデンはバラで有名だが、桜や菜の花、ハーブなどさまざまな植物が栽培され、年間を通じて楽しむことができる。
この時期は、10万本植えられたチューリップがベストシーズンを迎え、ストック、ビオラ、デージーなどの春の花々が主役を務める。
天候に恵まれた9日午前、さっそくガーデンを巡ると花々の合間に太平洋が一望でき、チューリップ越しに名勝・錦ケ浦の風景を写真に収める人で賑わっていた。チューリップなどは大型連休ごろまで楽しめ、その後は約600種4000株のバラが順次開花する。
世界的建築家の隈研吾(くま・けんご)氏がデザインしたカフェ「COEDA HOUSE(コエダハウス)」の海側には、山の斜面を活かしてつくられた展望デッキがあり、花々や海を一望できまる。コエダハウスの横にあるブランコ、通称「空飛ぶブランコ」は目の前に絶景が広がり、インスタ映えする人気のフォトジェニックスポット。海を背景に写真を撮れば、まるで海の上に浮いているかのような一枚になるという。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■問い合わせは0557-82-1221(アカオ・ハーブ&ローズガーデン)
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