NPO法人熱海市体育協会(杉山誠一会長、24団体)は4月26日、市役所いきいきプラザで2019年度総会を開いた。加盟団体の役員らが18年度の事業報告や小山臨海公園施設の運営状況の説明を受けるとともに、19年度の事業案や予算案などを決めた。
同協会の18年度決算では56万6465円の赤字となったが、小山臨海公園施設を指定管理する「レタスプロジェクト共同事業体」(同協会、NPO法人アゴーラスポーツクラブ、株式会社リボンプロジェクト、東海体育指導株式会社で構成)が164万2848円の黒字を計上したことから、規定により、半額を体育協会に補填し、実質黒字となった。
今年度の小山臨海公園の収支計画では、収入、支出とも4089万6千円。このうち、2329万6千円を市からの指定管理料を見込んでいる。
杉山理事長は「小山臨海公園の管理運営は5年契約の最初の年。4つの事業体がそれぞれ役割を果たせたと思うが、改善すべきところはしっかり改善する。今年度は自主事業をさらに充実させ、スポーツで熱海を盛り上げたい」と話し、フットボールフェスティバル、卓球大会、ストレッチポール教室、リボンエクササイズなど21の自主事業を盛り込んだ。
来賓出席した齋藤栄市長は「今年はラグビーW杯があり、来年は東京オリンピック・パラリンピック。熱海市においてもスポーツへの関心が高まっており、健康増進につなげてほしい」と述べた。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
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