6月28日からの開催を目指す「第2回熱海国際映画祭」の運営会社フォーカス社髪林孝司代表取締役とコンペティション担当のマイク・ロジャース氏は6月14日、市内のホテル3カ所で実施するとしてきたコンペティション候補42作品の上映を東京都内または神奈川県湯河原町で開催する案を示した。一部報道陣の取材に答えたもので、週明けにも結論を出す。これに伴い、会場に予定していた市内の一部ホテルをキャンセルした。
チケットは当日券のみとし、グランプリ作品の発表と授賞式は熱海市内のホテルで開く方針。グランプリ作品の上映会も7月1日に同ホテルで行うとしている。
熱海市が同映画祭の実行委から“撤退”したことで、市に負担金500万円の返還を求められているのに加え、当初見込んでいた文化庁の補助金1250万円、県文化プログラムの助成金350万円についても、市が申請を取り下げる方針を固めたことから、規模を縮小。機材が整い、費用がより安価な都内へ移してコンペティション候補作品を上映する考え。
その場合、映画祭の英語タイトル「The Mt.Fuji Atami Film and VR Festival 」から「Atami」を削除して開催するという。
(熱海ネット新聞)
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