熱海っ子が1年で最も熱くなる「熱海こがし祭り山車コンクール」(7月15、16日)のお囃子(はやし)の稽古(けいこ)が7月1日、一斉に始まり、子どもたちが打ち鳴らす太鼓や笛の音が、夜の市街に響き渡った。本格的な夏の到来を告げる夏の風物詩ー。
少子化が進み、東海岸町と温泉通り町はたすき掛け方式で合同チームで参戦し、今年は温泉通りの名称で臨む。お囃子の稽古は東銀座町公民館で行い、両町内の囃子(はやし)係や父母らが見守る中、25人のどもたちが練習をスタート。1年ぶりの演奏に感触を取り戻そうと初日から2時間の稽古が続いた。
責任当番町を務める咲見町町内会は、町内の神武会館に桃山小、第一小に通う子供たち20数人が集結。午後7時から小学校低学年(1~3年生)が、午後8時からは主力部隊(4~6年生)が中心にばちを握り、熱海囃子、屋台、馬鹿囃子の演奏に取り組んだ。
稽古は祭り前日の14日まで続く。お囃子は山車の装飾、行列とともに審査の対象になり、日毎に熱を帯びていく。
(熱海ネット新聞)
■山車コンクール 来宮神社の例大祭(14~16日)に合わせて行われ、15、16の両日夜(18時30分~21:00)熱海市街で開催。装飾、木彫りの部で優勝を競う。
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