熱海梅園に植えられていた白いヒガンバナ(彼岸花=曼珠沙華)3本が茎ごと切り取られていたことがわかり、9月26日、熱海市が被害状況を公表した。香林亭近くの被害現場に「園内の草花の伐採は禁止です」「花を折らないで下さい」の立て札をこしらえ、マナーの順守を呼びかけるとともに、注意を喚起した。
彼岸花は、花全体にリコリンやガラタミンなど約20種の有毒アルカロイドをもっており、毒抜きせずに食すと30分以内に激しい吐き気や嘔吐に見舞われることがある。重症化すると呼吸不全やけいれん、中枢神経の麻痺などを引き起こすという。ヒガンバナの仲間であるスズランスイセンなども同じような毒があり、注意が必要だ。
(熱海ネット新聞)
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