熱海市建築業協会(大館節生会長、23事業所)は11月3日、「熱海おさかなフェスティバル」が開催された熱海港のナナハン岸壁で防波堤用のコンクリートブロック「ケーソン」に絵を描くイベントを開いた。
熱海市の子供たちや親子連れの観光客らが縦6m、横3m、重さ55トンの「ケーソン」6函をキャンバスに、同協会が用意した耐水性の絵具を使い、それぞれの願い込めて絵を描いた。熱海のヒーロー「ラインアスロック」も駆け付け、制作を手伝った。
これらの”作品”は静岡県が進める海岸環境整備事業に利用され、11月末に渚親水公園・渚デッキ横の護岸第4工区(工事中)の海中に除波堤防として沈め、有効活用する。
同協会は、毎年、11月18日の「土木の日」に合わせ、土木工事にかかわる様々なイベントを実施している。大館会長は「今年は多くの人が訪れる熱海おさかなフェスティバルに合わせて開催した。護岸ブロックに絵を描くことで子供たちにケーソンの重要性や、公共事業が地域に果たしている役割を理解してももらえれば」と期待を寄せた。官民が連携して建設産業のイメージアップに取り組む「静岡どぼくらぶ」の活動の一環として実施した。
(熱海ネット新聞)
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