熱海市のMOA美術館から徒歩2分のところにある瑞雲郷梅園で多数の紅白梅が咲きそろい、パノラマ絵を見ているような風景が観光客の目を楽しませている。園内には白加賀、青軸、八重寒紅、枝垂れ梅、思いのままなど約40品種、290本ほどが植えられ、爽やかな香りを漂せている。
瑞雲郷梅園は、同美術館の創設者・岡田茂吉氏(明治15-昭和30年)が、昭和28年に国宝「紅白梅図屏風」(尾崎光琳作)を入手した際、同屏風の構図を参考にデザインされた。茶屋「清香亭」から清楚な紅白の梅の花々を観賞すると尾形光琳ワールドが体感できる。まさしく実写版ー。
同美術館では3月17日まで「紅白梅図屏風(びょうぶ)と所蔵名品展」を開催している。
(熱海ネット新聞)
写真=2月2日撮影
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