網代名産の干物を観光客にＰＲする今シーズン最後の「網代温泉ひもの祭り」（網代温泉観光協会主催）が２月１５日、熱海市上多賀の長浜海浜公園で開かれた。川口健網代温泉観光協会会長ら協会役員がそろいの赤い法被姿で３千枚のアジの干物を炭火で手際よく焼き、観光客や市民に振る舞った。
同祭りは、毎年、１１月〜２月に月１回（第２週の土日）に催される冬季誘客イベント。ひものの試食会は、炭の入れ替えのため、午前１１時、１２時、午後１時、２時から実施。この間は熱海の高齢者バンド「ジーバーズ」がステージを務めた。
会場では干物やアジフライ、アジすし、サザエ焼きなどの地元グルメも販売し、首都圏などから訪れた多くの人たちが、食事をしたり、土産物を買い求めたりして立ち寄った。１６日も予定されていたが、悪天候が予想されるため、中止が決まった。

３月は７、８日に南熱海地区の旅館ホテルの板長が自慢の料理を競う「南熱海お宿グルメフェスタ」（南熱海網代温泉旅館協同組合主催）を長浜海浜公園で開く。今回のお題は「賄（まかな）い飯」。秘蔵の料理を初公開する。
（熱海ネット新聞）