天皇誕生日と重なり祝日となった「富士山の日」の2月23日、熱海市と函南町にまたがる十国峠で富士山にちなんだ催しが行われた。民間観光ボランティア「熱海まち歩きガイドの会」は「早春ウォーク」を開き、県内外から集まった約30人が白い雪をかぶった富士山を望む十国峠ケーブルカーの山頂駅から、東光寺、姫の沢公園まで約3キロを歩いて巡った。途中会員たちが、2017年に十国峠(日金山)が国指定史跡となった経緯や十国峠の名前の由来などを説明しながら案内した。
伊豆箱根鉄道が運営する十国峠峠ケーブルカーは同日、「富士山の日」を、記念して小学生に運賃を無料にするサービスを行った。
(熱海ネット新聞)
■十国峠 昔の国名で「伊豆」「駿河」「遠江」「甲斐」「信濃」「相模」「武蔵」「上総」「下総」「安房」の十の国がここから見渡せたことに由来。現在の静岡県・山梨県・長野県・神奈川県・東京都・千葉県。晴れ渡った日には富士山や南アルプス、駿河湾はもとより湘南海岸や三浦半島、横浜、東京まで一望できる。
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