「アジサイ街道」の名で知られる熱海市下多賀小山地区(伊豆多賀駅-網代駅)の国道135号沿いで、アジサイが見ごろに入った。薄紫や青、白、ピンク。色とりどりに咲いた花が、JR伊東線の乗客やクルマで行き交う人の目を楽しませている。
毎年、梅雨の時期になると咲き誇るアジサイと列車の写真を撮りに多くの「撮り鉄」たちが訪れる。今年、人気を独占しそうなのが、JR東日本が今年3月から投入し、運行を始めた東京と伊豆急下田駅を結ぶ観光特急列車「サフィール踊り子」。定員164人の8両編成で全席がグリーン車。幻想的なアジサイが咲く中、青く輝くサファイア色の車両が快走すのは今シーズンが初めてで6月7日、熱海ネット新聞が“先撮り“した。新型コロナウイルスの感染防止に伴う不要不急の外出自粛で、一部列車は運転を取りやめていたが、緊急事態宣言が解除され、乗客も増えてきた。
アジサイは小山臨海公園の向かい側のJR伊東線の土手約400メートル区間に約800株が植栽され、地元の「小山あじさいを愛する会」の会員約30人が手入れを続けている。
(熱海ネット新聞)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。