多賀観光協会「ながはま特設市」、3カ月ぶりに再開 地元経済始動

熱海市の多賀観光協会は6月6日と7日、市内上多賀の長浜海浜公園で「ながはま特設市」を約3カ月ぶりに再開した。新型コロナウイルス感染症の拡大防止に伴う政府などの外出自粛要請を受け、3月から中止していたが、緊急事態宣言が全面解除されたことから地元経済を動かそうと再開させた。
会場には飛沫(ひまつ)感染防止用のシートや手指消毒液などが配置され、地元多賀湾のワカメを使ったラーメンやイカメンチなどのグルメ、新ジャガイモ、青梅などの農産物、ダイダイやニューサマーオレンジを使ったジャムなどを売る12店舗が出店。フリーマーケットは出店者を県内と山梨県に限定して行い、小物雑貨、古着、装飾品などの27店が並んだ。両日とも、市内外から訪れた2000人ほどがマスク姿で買い物などを楽しんだが、コロナ以前に比べれば8割程度という。駐車場は東京、神奈川などの首都圏ナンバーも多かった。

特設市は毎月第1、第3の土日曜を中心に開催し、地場産品などを販売する人気イベント。政府などの外出自粛要請を受け、3月から中止していた。次回は6月20日、21日に開く。
(熱海ネット新聞)

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