都道府県をまたぐ移動自粛が解禁され初の週末となった6月20日、伊豆半島(静岡県)の玄関口となる熱海市は、首都圏などから訪れた観光客の姿が目立った。土産物店などが軒を連ねるJR熱海駅前の平和通り、仲見世商店街や熱海銀座通りには久々ににぎわいが戻り、ふだんの表情を取り戻した。
熱海サンビーチは「湘南」「横浜」「品川」ナンバーの自家用車で訪れた多くの親子連れや若者らでにぎわい、蜜を作らないように砂浜で寝転んだり、マスク姿で波打ち際を散歩する姿が…。コロナ禍で宿泊客が減っていたホテル・旅館の稼働率も徐々に高まっているという。
熱海市民からは「移動自粛の解除で熱海を訪れる人が増えてくれたのはうれしいが、新型コロナウイルスの再拡大が心配」という声が多く聞かれ、いかに感染リスクを抑えながら経済活動を軌道に乗せていくのかーー夏の繁忙期を前に行政の舵取りが問われている。
(熱海ネット新聞)
仲見世通り商店街
熱海サンビーチ
市営渚駐車場
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