東京都で新型コロナウイルスの感染者が3日連続で100人を超えたのを受け、小池百合子知事は7月4日、都民に対し、不要不急の都外への移動自粛を要請した。政府による都道府県をまたぐ移動自粛の全面解除されたのが6月19日。その後、都内で10代、20代、30代を中心に感染者が増えていることから、都外への感染拡大を抑える必要があると判断。知事は「今後、高齢者層などに感染者数が増加する可能性も否定できない。不要不急な他県への移動につきましてはご遠慮いただきたい」と述べた。
静岡県も同日、「見えない感染者が市中にいる可能性が非常に高い」と県民に自衛措置の徹底を呼び掛け、県境をまたぐ東京、神奈川、埼玉、千葉、北海道との間の移動は「慎重に判断してほしい」と引き続き移動の必要性を慎重に判断するよう求めた。特に都内では繁華街でクラスター(感染者集団)が発生し、大人数による会食でも感染が広がっていることから、そうした場所を回避するよう求めた。
(熱海ネット新聞)
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