来宮神社例大祭が7月14日午後5時からの宵宮(よいみや)祭で幕を開けた。「宵宮祭」は本祭の前夜に行われ、神霊が本祭のため本社に帰る還御祭にあたり、本祭と観光祭が無事奉仕できるよう祈念する祭事。本殿前で神々をお出迎えした後、本殿に入り、神職がこがし祭りの由来にならって御神前に麦こがし、お神酒、百合根、ところ(山いも)、橙、鯛、大根、餅、果物などを奉仕。巫女が神楽を舞って神々をもてなした。
神事では雨宮盛克宮司が祝詞を奏上したあと、若林正、犬養啓介、鈴木秀旺責任役員、福井敏幸祭典委員長、山田文敏常任副委員長、二見一輝瑠厄年奉賛会奉賛会「令和樹神會」(れいわこだまかい)」会長らが玉ぐしを捧げ、例大祭の成功を祈念した。
雨宮宮司は「今年は行事を縮小し、神事のみを斎行することになった。新型コロナウイルスに感染することのないようにご奉仕をお願いします」と述べた。
15日は例大祭神事が午前11時から斎行され、神女神楽、浦安の舞を奉納する。
16日は午前8時から神幸祭があり、新型コロナウイルス感染予防のため、規模を縮小して御神幸行列巡行を行い、午前9時30分に来宮神社を出発。熱海サンビーチで御鳳輦(ごほうれん)の浜降り神事を挙行した後、渚親水公園で御旅所祭神事を行う。一部市街を巡回し、午後3時ごろにに宮入りする。
(熱海ネット新聞)
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