7月23日の海開きを前に、熱海市は7月21日、熱海サンビーチの蜜になる環境を防ぐため、新たな新型コロナウイルス感染防止対策の実施を決めた。入場口を2カ所に限定して、イベントなどで使う紙製の入場リストバンドを配り、装着を求める。
リストバンドは時間帯ごとに色分けし、午前9時〜正午がピンク、正午〜午後2時が青、同3〜4時がレインボー。AIカメラの観測で入場者がソーシャルディスタンスを保つために必要として設定した2500人を超えた場合は、市の判断で、早い時間帯で入場した人から任意で退場を呼びかける。これから入場しようとする人には、長浜海水浴場に余裕があれば、移動を促す。
今年は湘南海岸を含む神奈川県、千葉県のすべての海水浴場が開設されないことから、首都圏に最も近い熱海サンビーチは混雑が予想される。新型コロナウイルス感染症の拡大で一時は、市でも海開きを取り止める案も検討されたが、経済面も考慮し、考えられるすべての対策を整えて開設に踏み切った。
(熱海ネット新聞)
■熱海市の海水浴場開設 7月23日〜8月23日。午前9時〜午後4時。ウオーターパークは午前10時〜午後4時。
写真=昨年の混雑時の熱海サンビーチ
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