この夏3度目の熱海海上花火大会が8月21日、熱海湾で開かれ、サプライズで2尺玉(20号玉)を打ち上げた。フィナーレの大空中ナイアガラの前に長い光の尾を残しながらゆっくりと上昇すると、上空600メートルで青い閃光(せんこう)を放った後、直系約500メートルの鮮やかなオレンジ色の大輪を咲かせた。後を追うように「ドドーン」の轟音(ごうおん)が響き、渚親水公園やサンビーチで観覧した1万1千人(主催者発表)から拍手が起きた。
この2尺玉は、直径約60センチ、重さ70kgあり、熱海市の花火を手がける株式会社イケブン(藤枝市)特製の八重芯錦冠菊。例年は、夏季シリーズの最終日に年に1度だけ打ち上げるが、今年は新型コロナウイルスの退散を願って2度打ち上げる。
夏季熱海海上花火大会は23日と27日にも開かれるが、「密」を避けるため、どちらに打ち上げるかは、公表していない。市民や別荘所有者には、自宅付近や、生中継するし公式のYouTubeチャンネル、ケーブルテレビIKCで楽しむように呼びかけている。
(熱海ネット新聞)
■主催 熱海温泉ホテル旅館協同組合、熱海市、熱海市観光協会、熱海商工会議所
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