コロナ収束願い「国際バーチャル合唱」参加 熱海市の水野可麗さん、世界最年少で

世界的に有名なスペインの作曲家で合唱指揮者のハビエル・ブスト氏が世界に呼びかけた「国際バーチャル合唱」に日本から小田原少年少女合唱隊とОB・ОGで構成するマルベリー・チェンバークワイアが参加し、熱海市伊豆山の水野可麗さん(13、中学1年)の歌声が9月1日からYouTubeで配信されている。
バーチャル合唱は、それぞれの自宅で別々に録音した動画を編集で1つに同期させる手法でネット合唱する。新型コロナウイルス感染症の拡大で世界中の合唱団が活動休止を余儀なくされているため、コロナで苦しんでいる人や芸術文化に携わる人たちを励まそうとハビエル・ブスト氏が企画し、スペインの大手合唱専門会社が主催した。曲は「And The People Stayed Home(そして人々は家で過ごした)」。コロナ禍のロックダウンについてアメリカ人のキティ・オメアラさんが書いた詩が使われ、今年を象徴する作品として欧米で大きく取り上げられている。

水野可麗さん(右端の上から2人目)


国際バーチャル合唱には、スペイン、イタリア、インドネシア、アルゼンチン、チリ、コスタリカ、スロヴェニア、グアテマラ、リトアニア、ラトヴィア、台湾、ベネズエラなどから288人が参加。日本では少年少女合唱団として国内で3番目に長い歴史をもつ小田原少年少女合唱隊に声がかかり、同合唱隊のクラスⅡの14人とマルベリー・チェンバークワイアの12人が参加した。
その一人で世界最年少での参加者となった水野さんは「小田原少年少女合唱隊は多くのコンクールで最高賞を獲得し、音楽大学でも活躍している。私もオペラ歌手を目指して頑張ります」と話した。
同合唱隊では、コロナ禍の影響で通常練習は2月23日を最後に休止し、リモート合唱にスイッチ。3月下旬に予定していたスペインとフランスへの演奏旅行は無期延期となり、5月開催予定で9月に変更した定期コンサートも中止。桑原春子音楽監督は「合唱は室内に集まって大きな声で歌う活動のため、7月はそれぞれ自宅でこの国際バーチャル合唱に取り組んだ。現在、演奏をリモートで編集して合わせ、CDを作成するプロジェクトを進めている。この美しい祈りの歌を通して、みなさんと一緒に平和への想いを重ねることができましたら幸いです」と期待している。
(熱海ネット新聞)

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