第一級の寒気が日本列島に近づき、熱海も週末から冷え込みが強まり、昼夜の寒暖差で日本一遅い紅葉の色づきが一段と増している。例年は見頃過ぎを迎える時期だが、今秋は目立った大雨や強風がなかったため、みどきが続いている。
一方で日本一早い梅は紅梅の八重寒紅、白梅の冬至梅、八重野梅の開花が続き、他の梅でも枝先に膨らんだつぼみも多く見られる。ほころんだ梅とピークの紅葉を一緒に観ることができるのは全国で熱海梅園だけで、毎年、この時期を楽しみにしている写真愛好家は多い。12月12日も朝早くから観光客らが訪れ、熱海の初冬の風物詩をインスタグラムやフェイスブックなどのSNS(会員制交流サイト)で投稿していた。
冬の嵐が予想される来週は、オレンジや黄色の落葉が絨毯(じゅうたん)のように降り積もり、秋の終わりを彩る。
(熱海ネット新聞)
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