熱海湾で12月23日夜、クリスマスに合わせた海上花火大会「ATAMI Xmas HANABI Night」が始まった。午後8時30分から約5分間、軽快なクリスマス音楽とともにスターマインなど約600発が次々と打ち上がり、ロマンチックな熱海の夜を華やかに演出した。渚親水公園には、カップルや家族連れが集まり、冬の花火を楽しんだ。
新型コロナウイルスの影響で全国的に宿泊観光客が減り、夜営業の飲食店も大きな打撃を受けていることから、熱海市が政府の補助を受けて小規模の花火大会を企画。毎晩5分間打ち上げる東京ディズニーランドの花火を参考に花火を通した夜のにぎわい創出の実験モデルとして実施した。通常の20分間花火に比べ、時間は4分の1だが、費用も100万円程度で済み、これまでの予算で4回打ち上げることが可能となる。
中島幹雄熱海市観光協会会長は「時間は短いが、赤や緑のクリスマスカラーが鮮やかで、見応えがあった。聖夜のいい思い出になるのではないか。準備も比較的容易でこれなら四季折々に市内各地で実施できる」と期待を寄せた。
ATAMI Xmas HANABI Nightは、イブの24日、クリスマスの25日にも行われる。
(熱海ネット新聞)
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