梅がシーズンでもっともきれいな時期を迎えている熱海梅園。今週は武蔵野、月影枝垂れ、緑萼(りょくがく)枝垂れ、甲州最小が咲き始め、これで園内に植えらた60種の梅の内、開花していないのは東錦、白獅子、乱雪、開運だけとなった。
主役がトップランナーの早咲き種から中咲き種に入れ代わり、遅咲き種が日ごとに見頃に入るこの時期が最も勢いがあり、人気が高い。園全体の開花度は7分咲きだが、全国の他の梅園とは違い、見頃時期を梅種で絶妙に調整している熱海梅園は、これから全体の開花度が徐々にダウンする。花見に行くなら、今が一番のお勧めだ。
1輪の中にピンクと白の花びが混じり、もっとも人気が高い「思いのまま」も今が盛り。この時期は例年なら混雑するが、今年はコロナ禍で様変わり。実にもったいない。
(熱海ネット新聞)
写真=2月17日撮影
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