桜の開花が進む中、３月２７日から「桜まつり」（〜４月１１日）が始まる熱海城で、入り口付近のソメイヨシノが８分咲きとなった。例年より、１週間ほど早い。お城と周辺には２０８本の桜が植えられており、ご覧のようにピンク色に染まっている。
例年は、庭園に夜桜見物用の宴会テーブルを設置し、焼鳥・焼そば・ビール・唐揚げ・日本酒・甘酒・豚汁などを販売するが、今年は新型コロナウイルスの感染対策のため、宴会テーブルを設けず、シートを広げての花見も禁止。露天の出店も行わない。夜間のライトアップも中止する。
昨春はコロナの感染拡大を受けて「桜まつり」自体を中止したが、今年は密を避ければ、歩きながらの花見はできる。数は少ないが、常設のテーブルでは、持ち込んでの軽い飲食もできる。
（熱海ネット新聞）
写真＝３月２６日撮影
■熱海城　熱海市の錦ヶ浦山頂（海抜100m）に1959年に建てられた観光施設。歴史的に実在したものではない。1962年公開の映画「キングコング対ゴジラ」や1967年公開の「大巨獣ガッパ」で登場。熱海のランドマーク。天守閣展望台からは、熱海市街ばかりでなく、湯河原、真鶴半島、初島、伊豆大島、網代、伊東方面の伊豆半島も一望できる。
■問い合わせ　０５５７－８１－６２０６（熱海城）