熱海富士、全勝で序二段V 1月場所の序ノ口に続き2場所連続の各段優勝

大相撲春場所13日目(両国国技館)の3月26日、西序二段48枚目の熱海富士(18、熱海市出身、伊勢ケ浜部屋)が西序二段79枚目の千代大和(20、九重部屋)との全勝対決を制し、7戦全勝で優勝を果たした。185センチ、168キロの恵まれ体格を利し、立ち合いのぶちかましから、一方的に押し倒した。
「今日は部屋の稽古で調子が悪く、稽古が終わった後、兄弟子たちが胸を出してくれ、いつもの相撲をとることができた」と感謝。優勝インタビューでは「先場所の優勝の際に、今場所も優勝すると言ったので有言実行できてうれしい」と話し、幕内優勝を争っている尊敬する関脇照ノ富士関から部屋の稽古で「一緒に優勝しような」と激励され、気合が入ったというエピソードも披露した。

「今18歳ですが、20歳までに関取(十両以上)になりたい。自分は親方から腰が高いとか、上体がの伸びるとか指摘されているが、(伊勢ケ浜部屋には)完璧にできている人がいっぱいて改善できる。この勢いで三段目でも優勝できるように頑張りたい」と意気込みを語ると、NHKでテレビ解説を務めた北の富士勝昭氏(元横綱)は「可愛い顔しているけど、しっかりした考えを持った十代のいい若者が出てきた。いい部屋に入ったね、強くなるんじゃないか」と期待を寄せた。
熱海富士は飛龍高3年の昨年11月場所で、前相撲を取って初土俵。初めて番付に載った1月場所は、6勝1敗で優勝決定戦に臨み、序ノ口優勝。春場所は序二段に上がり、7戦全勝で2場所連続の各段優勝を果たした。来場所は三段目に昇進する。
(熱海ネット新聞)

写真=NHK総合テレビより
■相撲階級 幕内・十両・幕下・三段目・序二段・序ノ口の6階級で構成
■熱海富士(本名・武井朔太郎=たけい・さくたろう)2002年(平14)9月3日、千葉県生まれ。18歳。小学2年で熱海市に移り、熱海二小に転校。小学6年で三島市の三島相撲クラブ入り。熱海中に進み、3年生の17年に全国中学校選手権個人5位。飛龍高(沼津市)では1年時からレギュラー。185センチ、168キロ。

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