日展会友の日本画家・坂本武典さん(44)が主宰する「アトリエブデン絵画教室」の作品を集めた「第27回彩遊季(さいゆうき)」展が4月30日、熱海市の起雲閣ギャラリーで始まった。熱海教室に通う受講者の作品を中心に26年に渡りGWに毎年続けてきたが、昨年は新型コロナウイルスの影響で中止したため、2年ぶりの開催。
倉光美佐子さんの「森の中に(エゾリス)」、根岸まさ江さんの鉛筆画「舞妓二十歳」など、小学生から80代までの18人が、この2年間に制作した水彩画、日本画、鉛筆画、ハガキ絵など約100点を出展。坂本さんは「コロナ禍で外出を控え、我慢する生活を強いられた中で、これまで気付かなかった思い出や喜びなどを取り上げた作品が多い。完成度は例年以上に高い」と話した。坂本さんも賛助作品として「蓮」「洋梨のある」「パトカーのある四季風景」などを展示している。
会場入り口では、今年も東日本大震災復興支援、犯罪被害者支援の募金箱を設置。協力者には坂本さんが描いたパトカーなどの絵ハガキを贈呈している。入場無料、5月4日まで。
(熱海ネット新聞)
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