熱海市伊豆山で7月3日に起きた大規模な土石流で、齋藤栄市長は5日朝の記者会見で、これまで「約20人」としてきた安否不明者数を「居場所が分からない113人」に上方修正した。市は発生当初、親族や知人から「連絡がつかない」と、市災害対策本部や消防に問い合わせのあった約20人を「安否不明者」としていたが、住民基本台帳に記載さていた被害家屋130棟に住む215人に安否確認したところ、5日午前7時の時点で生存が確認できたのは102人。113人の行方が分かっていないことが判明した。市長は「被災した家屋に実際に住んでいたかどうかも含め、安否不明者を正確に把握するのは大変難しい状況」と話し、引き続き安否確認を急ぐ。
(熱海ネット新聞)
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