熱海の土石流災害 新たに3人死亡、死者7人に 安否不明者は27人

熱海市伊豆山で7月3日午前10時半ごろに起きた大規模な土石流災害は6日午前、生存率が急激に下がる目安となる発生から72時間を迎えた。齋藤栄市長は同日夜、記者会見し、新たに3人の死亡を確認したと発表した。
亡くなったのは男性1人、女性2人。このうち2人は東海道新幹線の線路付近、もう1人は国道135号線沿いの家屋で見つかった。これで土石流による死者は7人となった。
一方、安否不明者は新たに3人の無事が確認されたが、新たに住民登録されていない根來(ねごろ)敏江さんが行方不明になっていることが近隣住民の証言で分かり、市が公表した。これで安否が分かっていない人は、静岡県と県警発表を合わせて27人となった。このほか、安否に関する通報がある人が6人あり、県警は公表に向けた作業を続けている。
また、3日に伊豆山港の海上で発見された女性2人の身元が判明し、このうち1人は熱海市伊豆山の小磯尚子さん(61)と判明した。
(熱海ネット新聞)

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