マダニ感染症で女性が死亡、熱海保健所管内 県内で今年初めて

静岡県は7月9日、マダニの媒介によるとみられる「日本紅斑熱」に感染した熱海保健所管内の80代の女性が死亡したと発表した。今年に入り県内での感染確認は3例目だが、死亡例は初めて。
県によると女性は山間部で農作業に従事し、体調不良のため、同保健所管内の医療機関に入院。6日に死亡した。左大腿部にマダニの刺した痕が確認された。
日本紅斑熱はマダニにかまれてから2〜8日で発熱や発疹の症状が出る。人から人への感染はないという。
マダニは山や草むらなどに生息し、秋まで活動が盛んなため、県と市は、屋外で活動する際は、長袖や長ズボンを着用するなど対策をとるよう呼びかけている。
(熱海ネット新聞)

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