Jリーガーが支援の輪 土石流被災の子供たちに応援リュックサック届く 

土石流で大きな被害を受けた熱海市の伊豆山地区の子どもたちを元気づけようと、熱海市伊豆山の介護ケアタクシー「伊豆おはな」専務で子育てなどで現場を一端離れた看護師らでつくるボランティアナースの会「キャンナス」熱海代表の河瀬愛美さん(45)が7月28日、支援物資を詰め込んだ“応援リュックサック“116個を市教育委員会に寄贈した。
リュックは「キャンナス熱海」と医療ボランティアに取り組むNPO法人ジャパンハートの活動を応援しようと、サッカーJリーグの長谷川竜也(1部・川崎フロンターレ)、大城蛍、西山峻太 (3部・Y.S.C.C.横浜)の3選手から300個、青少年育成活動に取り組む真言宗系の解脱会から100個寄せられた。

このリュックの活用に「伊豆山災害支援チーム」を立ち上げるなどまちづくり活動に取り組む「株式会社熱海未来部」が協力し、市内外の約10の企業、団体から寄せられた非常時にも使える食料、水、タオル、文房具などを詰めて贈呈した。

この日は、河瀬さんと熱海未来部副代表光村智弘さんが市役所議長応接室を訪れ、新村茂昭教育長に被災地区の子供たちの人数分(園児31人、児童54人、中学生31人)を手渡した。
河瀬さんは「子どもたちにいろんな人がみんなを見守っているよ、応援しているよという気持ちを伝えたかった。子どもが元気になれば、大人も元気になる。いろんな方の思いが詰まったリュックですので役立ててほしい」と話し、新村教育長は「品物だけでなく、子どもたちにたくさんの人に支えられているという思いも届けたい」と感謝のことばを述べた。
(熱海ネット新聞)

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