熱海市伊豆山の土石流災害で、行方不明者の捜索を支援してきた自衛隊災害派遣部隊の最後まで捜索を続けてきた300人が7月31日、撤収した。自衛隊は土石流が発生した7月3日から隊員を派遣し、陸自板妻駐屯地(御殿場市)のほか、関東地域からこれまでに延べ約9千人が活動に加わった。
難航した市道伊豆山神社線山側の倒壊家屋の捜索が9割方終了したことから、今後は、消防の県内応援部隊と県警による捜索とともに、民間重機を活用した重機主体の活動になる。
最後の活動を終えて熱海港の宿営地に集まった隊員を前に、齋藤栄市長は「この4週間、暑さと泥との闘いだったと思う。恐怖と不安に襲われた市民は、皆さんの姿に勇気づけられた」と謝辞を述べた。
(熱海ネット新聞)
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